鹿児島から熊本へ

ルバン・オリガさん、まずは鹿児島へ

熊本講演の為、九州に向かったオリガさんのもうひとつの目的、それはお世話になった師匠の3回忌、お墓参りに行く為なのです。

ウクライナにキエフ剣道連盟を設立した、鹿児島県志布志市出身の五代裕己さんは2020年に44歳の若さで心不全で急死されました。

キーウの大学に留学し、その後は通訳として活動、チェルノブイリ原発事故の研究者である木村先生や、多くの取材陣に協力するとともに、被災者の支援にもあたってきました。
剣道を通して、ウクライナと日本の交流の架け橋にもなっていました。

オリガさんは五代さんが開いたキエフ剣道連盟に7年ほど前に入り、18年には大会で来日しています。
福島県への避難は連盟事務局長のルスラン・プルィルィプコさんが提案し、木村先生が引き受けた事で実現したのです。

鹿児島県志布志市では五代さんの父、豊一さんがお待ちです。
豊一さんは2年前、息子裕己さんの亡骸を迎えるため、初めてウクライナを訪れました。現地で開かれたお別れの会には、多くのキーウの人が集まったと言います。

故五代裕己さんの古里、日本で剣道再開を果たしたオリガさん、お墓参りで師匠にご報告です。

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