ルバン・オリガさんが一時帰国しました。

今年4月5日に政府専用機で来日し、私たちの用意した二本松市の農家で避難生活を続けていた、ウクライナ避難民のルバン・オリガさんが 8月18日 隣国ポーランドへと向かう飛行機に搭乗し、ご両親の待つ故郷、ウクライナ・チェルニーヒウ州へと帰って行きました。

チェルニーヒウは首都キーウから約140Km北東に位置する、人口29万人の都市。ロシアによる空爆で多くの被害を受けた街ですが、最近では少し状況が落ち着いてきたということもあり、自宅へと戻る方も増えつつあります。

「それでも故郷よりいい場所はない」

オリガさんは福島県二本松市の農家で支援者の遠藤瞳さんと共に農業に取り組み、いろいろな野菜を育てては収穫もしました。地元でお世話になった方々に収穫した野菜を届けると大変喜ばれました。

一方で日本語の勉強や剣道の稽古にも取り組み、落ち着いた避難生活を送っておりました。

8月16日付け福島民報

しかし今月に入り、両親や親友が待つ祖国への思いが強くなったオリガさんは、一度ウクライナへと帰る決心をしたのです。

「辛くなったら、また戻ってくれば良い」

私たちは、自分の家、自分の故郷に帰りたいという、彼女の希望を受け入れ、静かに見送りました。

日本に戻ってくる事を想定した今回の一時帰国、オリガさんの畑や、剣道の道具は私たちが管理し、彼女の帰りを待つ事としました。

支援者の遠藤瞳さんとオリガさん
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