「何故、私がウクライナ難民支援を始めたのか」 木村真三

6月3日、私たち『ふくしまキャンプ』の設立発起人である木村真三(獨協医学大学 准教授)がウクライナ避難民のルバン・オリガさんと共に愛媛県松山市を訪れ、講演を行いました。

「何故、私がウクライナ難民支援を始めたのか」
獨協医学大学 国際疫学研究室 福島分室長 木村真三

『1999年よりチェルノブイリ事故後影響の研究をはじめ、翌年からウクライナでの調査を開始しました。現地の研究者と共同で高濃度汚染地域に暮らす住民の食品中の放射能調査と内部被ばく調査、チェルノブイリ立ち入り禁止区域内に暮らす住民達(サマショール)への聞き取り調査をしています。その合間にサマショールのお年寄り達にボランティアとして食料・医薬品の支援を行っています。
 不幸なことにロシア軍がウクライナに侵攻してからというもの、現地の友人達とも連絡を取っていますが、戦火が首都キエフに迫ってきたことからシェルターにいる時間が多く、返事が滞るようになってきました。ロシアは、全世界に向けてウクライナに対する強い意思を示した形となりました。ウクライナとの戦闘状態が長引けば長引くほど、ロシアは強硬な手段を使ってくることになるでしょう。そのため、一刻も早く、できるだけ多くの国民を戦火の及ばない国外へ脱出させることが急務です。遠く日本からの支援としては、あまりにも脆弱かもしれません。しかし、何もせずに手をこまねいて見ていることもできないので、できるところからの支援をしたいと考えました。』

松山市では、私たちの代表・木村真三がこうした経緯をお話致しました。愛媛県の皆さま、松山市の皆さま、並びに関係者の皆様、ご支援ご協力、誠にありがとうございました。

NHK 愛媛 NEWS WEB
ウクライナ避難の女性と支援者が松山で講演
NHK 愛媛 NEWS WEB
ウクライナ避難の女性と支援者が松山で講演

【木村真三 プロフィール】
・ウクライナ難民人道支援基金 ふくしまキャンプ設立発起人
・獨協医科大学国際疫学研究室 福島分室 室長
・ウクライナジトーミル国立農業生態学大学 (現 国立ポレーシェ大学) 名誉教授
・ウクライナ医学アカデミー マルゼーエフ記念公衆衛生研究所 名誉博士
・2016 年 10 月 13 日チェルノブイリ 高濃度汚染地域ナロージチ地区への人道支援を評し、ウクライナ建国 25 周年記念勲章を授与

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