3.11 東日本大震災から13年、避難者は2万9328人

関連死を含めると2万2000人を超える死者・行方不明者を出した東日本大震災から、3月11日で13年となります。
岩手、宮城、福島の3県の沿岸部と東京電力福島第一原発事故による被災自治体では、人口が震災前から約16万人減少しました。
高齢化も一層進み、コミュニティーの衰退などの課題に直面しています。
警察庁や復興庁によると、死者・行方不明者は2万2222人。避難者は2万9328人で、福島県民が約9割を占めています。
原発事故の帰還困難区域については、政府が特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示を解除しましたが、現在も7市町村に309平方キロ・メートルの帰還困難区域が残っています。(そのうちの約半分は浪江町)
帰還を希望する住民のために、除染を進めてはいますが、まだまだ終わりは見えて来ません。

ロシアがウクライナに侵略して2月24日で丸2年が過ぎました。戦況は膠着状態が続き、こちらも終わりが見えません。

「明日、もしかしたら自分たちにも同じことが降りかかるかもしれない、その時どうして欲しいと思うのか、自分達に置き換えて考えなければなりません」

2011.3.12 福島民報

投稿者: fukushimacamp

一般社団法人 ヒューマニタリアン・サポーツ 事務局 管理人